身体の基本知識3

前回に引き続き身体について書いていきたいと思います。

今回は、第3段として、血管とリンパについて書いて参ります。

 

1.血液

血液には、血球成分と血漿成分とがあり、血球成分には、赤血球・白血球・血小板とがあります。


A.赤血球

数としては、成人男性で430万~570万、成人女性で380万~500万くらいあり、全身の細胞のうち約1/3となります。

赤血球中のヘモグロビンの働きによって、酸素と結び付くと鮮やかな紅色となり、離れると暗い赤色になります。
これにより動脈と静脈との色の違いに繋がります。

つまり、酸素を末端の細胞へ運ぶ役割となります。


B.白血球

数としては、5000~9000くらいとなります。

白血球には、好中珠、リンパ珠、好酸珠、好塩基珠の5種があります。
数の上では、好中珠とリンパ珠は、白血球中の大半を占めております。

それぞれにより働きは、違いますが大まかに免疫に関わる役割があります。


C.血小板

数としては、15万~40万くらいとなり、血液の凝固作用の役割があります。


D.血漿成分(液性成分)

血液中の50~60%くらいを占めている液体であり、うち90%は水分であり、残りは血漿たんぱくや電解質となります。

この血漿成分により、血球成分やその他物質を、必要なところへ運搬する役割があります。

 

2.血管

血管は、血液を全身に巡らせるための管となります。

心臓から出発し、酸素や栄養を運ぶ[動脈]によって全身の毛細血管へ至り、各細胞組織へ必要なものを届けていいます。

そして、全身の細胞からの老廃物などを受け取り、[静脈]となって心臓へと戻ります。

さらに心臓から肺へ行き、また新しい酸素をもらってきます。

ちなみに、血液の流れには、基本的に逆流はありません。

動脈は、心臓によるポンプ機能から押し出される圧力によって、かなり勢いよく流れますので逆流はできず、静脈は、動脈に比べるとかなり勢いはないため逆流を防止するために弁があります。
ただでさえ勢いのない静脈は、部位によっては重力に逆らって上がってこなければならないために、サポート役として筋肉の伸縮による筋ポンプ作用も使いながら心臓へ戻ってくることになります。

普段、指先を切ったりしたときには、ほとんどが毛細血管や静脈を切ったことであり、もし動脈をザックリ切ったりすると、かなり大変なことになります。

動脈を流れる血液は、かなり暖かいので体温調整という意味でも大切な役割があります。

つまり、冷え性の場合には、帰り道である静脈の流れが悪くなることにより、せっかく暖かい動脈血で身体を暖めたのにも関わらず、帰りに時間がかかることで冷まされてしまうことによって起こってくるのです。

その原因は、自律神経の働きが不安定になっていたりといろんな要因が重なっております。

 

3.リンパ液について

A.リンパ液の分類

リンパ液には、細胞組織の間を満たしている[間質リンパ]という広義のリンパ液、リンパ管を流れ全身を巡っている[管内]リンパ]という狭義のリンパ液とに分けることができます。

一般的なリンパとは、狭義の管内リンパを指している場合が多いと思います。


B.間質リンパと管内リンパのつながり

間質リンパと細胞の間において、各物質やガスの交換が行われ、細胞に必要なものを細胞へ与え、細胞から不要なもの(老廃物など)を受け取ります。

物質交換を終えたのちに、10~20%が毛細リンパ管に入り、管内リンパ液として体内を巡ります。

残りの80~90%は毛細血管へ入り静脈へと続きます。


C.リンパ液の成分

アルカリ性の黄色い血漿成分からなる漿液性の液体となり、一部の血球成分も含まれます。

 

4.リンパ管について

A.リンパの働き

a.免疫
リンパ珠の数が多くなっており、免疫に関わっております。

b.物質の運搬
・老廃物や異物などをリンパ節へ運搬します。


B.リンパ管について

リンパ管は、静脈に沿うよう全身に張り巡らされており、最終的には、首の付け根あたりで静脈と合流し、静脈血と共に心臓へ送られております。

その途中において、必ずどこかのリンパ節を通ることで老廃物や異物が除去された上で静脈へ合流されます。

また、リンパ管の構造は静脈と似た感じになっており、中を流れるリンパは血流に比べてもかなりゆっくりと流れております。

 

5.リンパ節について

A.リンパ節の数と場所

リンパ管のあちこちに、大小のそら豆状のリンパ節が、400~700くらい存在しており、かなりの数が腹部に集中しております。

その他にも、頚部や腋窩部、鼠径部などいろんなところに存在しております。


B.リンパ節働き

リンパ節の中には、リンパ珠が多く存在しており、リンパと共にリンパ節へ流れてきた異物(体に悪い病原体や老廃物)を網目に絡ませ、その異物をリンパ珠が処理(補食)します。

処理しきれなかったものはリンパ節内に溜め込み、先への流入を防止することができます。

病原体の力が強すぎてしまったり、免疫が落ちていたりすることにより、リンパ節内が戦場になることでリンパ節が腫れ、熱を出したりもします。


C.ガンの転移

ガン細胞などについては、リンパ珠で処理しきれず蓄積されたガン細胞の増殖により、リンパ節転移となってしまいます。

有名な奨励としては、乳ガンによる腋窩リンパ節転移などが、これになります。

 

6.免疫

白血球やリンパ節の働きを中心とした[身体の防衛機能]であり、体内に侵入してきた悪影響を及ぼす外敵(細菌やウイルス、その他異物)と戦い、身体を守る役割を[免疫]といいます。

リンパ節以外にも、扁桃にもリンパ珠が集中しているため免疫に関与しており、胃や腸をはじめとした、その他器官によっても身体は守られております。


A.抗原と抗体

抗原とは、体内に侵入してきた異物のことであり、細菌やウィルスなどの感染による原因物質のこととなります。

抗体とは、各抗原に合わせて作られるものであり、いわばその抗原に対する専用武器や特効薬みたいなものとなります。

つまり、新型インフルエンザやとりインフルエンザなどの怖いところは、未知なるウィルスのため抗体が存在しておらず、できる頃には、かなりの感染者がでてしまうのです。

また、中には抗体があってもやっかいな細菌やウイルスも存在しているのが現状となります。

日本においては、滅多なことでもない限りは、やっかいな細菌やウィルスの感染は少ないと思いますが・・・

将来、どんなやばいヤツが生まれたり、渡ってくるかはわかりません。

なんにしろ、体の免疫力を低下させないようにしていくことが何より大切となります。


B.鼻水や痰、膿

免疫においての戦いで、死滅してしまった白血球などの死骸、抗原やその死骸を体の外へ出すための反応となります。

色や成分、粘度などは原因によって異なります。


C.発熱

こちらも、免疫において出てくる反応となります。

白血球と行軍との間に起こる争いの中で生じた熱となります。

つまり、熱が出ている間は、争いの真っ最中であり、その熱によっても抗原を倒せるのにも関わらず、解熱剤などにより無理に体内から熱を抑えてしまうと、争いを中断してしまい、抗原を撲滅できずに、結局は治るのに余計な時間をかけてしまうことになり兼ねないのです。

ただし、インフルエンザのような高熱がでている場合には、脳をはじめ身体にかかる負担が大きすぎるので、解熱剤を利用した方がよいと思います。


D.その他

それ以外に、咳、下痢なども外敵から身を守るための防衛反応となります。

その為、熱同様、薬などで無理に抑えることは、かえって戦いを長引かせてしまう場合もあります。

あとは、涙や汗なども目の中や皮膚についたものを洗い流すという意味で体を守っております。


E.免疫とアレルギー

アレルギーとは、本来は身体に無害の異物(花粉や食物など)を、有害と見なしてしまう、いわば免疫の過剰反応となります。

その為、衛生的な国々や地域にしかアレルギーはありません。

何故なら、衛生的に不十分な地域には、免疫をフルに使っているので過剰に反応する余力がないためです。

 

ここまで第3段として、[血管やリンパ管、免疫系、内分泌腺系について]色々と書いて参りましたが、これらのことをちょっとした雑学として頭の片隅にでもおいといて頂けると幸いです。

次回は、第4段として、神経系のについて書いていきたいと思います。

 

身体の基本知識2

前回に引き続き身体について書いていきたいと思います。

今回は、第2段として、筋肉、腱、腱鞘、靭帯について書いて参ります。

 

1.筋肉について

筋肉は、体を動かすことにおいて重要な役割を持っております。


A.筋肉の種類

筋肉には、各関節の運動を行う[骨格筋]、内蔵を動かすための[平滑筋]、心臓を動かすための[心筋]とがあります。

これら3つの筋肉には、さらに意識的にコントロールが可能な[随意筋]、意識ではコントロールができない[不随意筋]とに分類することができます。

骨格筋は、自信でコントロールが可能な随意筋となります。

心筋と平滑筋は、自信ではコントロールできない不随意筋として自律神経の支配で運動の調節がされております。
なお、自律神経については、神経系のブログにいろいろ書いて参りますのでそちらをご参照下さい。


B.骨格筋

※一般的にいう筋肉は、骨格筋を示すことが多いですし、ここからは骨格筋を中心に書いて参ります。

骨格筋は、骨から骨へと付着して関節を跨ぐことにより、その関節を動かすことができるのです。

例外として、目の回りの筋肉などは関節ではなく眼球を動かしたり、その他にもいくつかの例外もあります。

a.起始と停止
筋肉が骨へ付くところであり、筋肉が始まる付着部を起始といい、終わる付着部を停止といいます。

b.屈筋群と伸筋群
・屈筋群
各関節を曲げる役割を持つ筋肉となります。
・伸筋群
各関節を伸ばす役割を持つ筋肉となります。
これら屈筋と伸筋は、大抵は表裏の部位にあり、拮抗に働くことで姿勢を維持したり体を動かすことが可能となります。
また、バランスとして屈筋群の方がやや収縮力が強く、鍛えるにも鍛えやすい特徴があります。

 

2.筋繊維

筋肉は、筋繊維と呼ばれる2種類の繊維からできており、太い繊維の中へ細い繊維が滑り込むことにより収縮することによって関節を動かしています。

A.筋繊維の束

一般的な骨格筋は、筋繊維を束にしたような形となっており、身体の部位により、束ねた形はまちまちとなります。

解り易い例えとしては、ゴムを何十本も束ねた感じで、両端を固めたような形をしております。

上腕二頭筋や大体四頭筋といった筋肉がありますが、この○頭筋は、数字の分に頭が分かれている筋肉に付けられた名称となります。


B.赤筋繊維と白筋繊維と筋トレ

簡単にいうと長距離走向きか短距離走向きかということとなります。

これらは、ある程度筋トレのやり方次第で鍛えることは可能となりますが、生まれ持った質もあります。

つまり、赤と白の比によってご自身の筋肉の質となるのです。
ある意味では、それも含めて素質といえるのかもしれませんね!

a.長距離走向きタイプ
赤筋繊維(遅筋繊維)という筋繊維で、持続力に特化しており、筋トレとかでは負荷をかけるようなものではなく、筋肉は付きにくいが落ちにくいといった特徴があります。
いわゆるマラソン選手のようなしなやかな筋肉となります。
つまり中長距離ランナーにはこちらの筋肉を増やすようにすることが大切となり、ガンガン短距離を全速力で走り込むよりゆっくりと長い時間をかけて鍛えていく必要があります。

b.短距離走向きタイプ
白筋繊維(速筋繊維)という筋繊維で、瞬発力などいわゆるパワーに特化しており、筋トレとかでは負荷をかけてやるウエイトトレーニングなどで鍛えることができます。
筋肉は付きやすいが落ちやすいといった特徴があります。
いわゆる短距離選手のようなムキムキ筋肉となります。
その究極系がボディービルの選手の方々となるんだと思います。

なお、鍛えて筋肉が増えたように感じるかもしれませんが、赤筋繊維も白筋繊維も繊維の本数が増えるのではなく繊維一本一本が太くなるため筋肉が増えたように見えるのです。

 

3.腱と腱鞘

腱があるところには、必ず鞘である腱鞘もあり、腱は筋肉の起始停止部には大抵存在します。


A.腱

骨に着く起始部や停止部においては、細いヒモのような腱となって骨へと付きます。

代表的な例としては、アキレス腱が有名ですが、アキレス腱はふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)の停止部の腱となります。

恐らく、一般の皆さんが言うところのスジはこの腱を指すことが多いように感じますね(笑)

牛すじ煮込みとかも大抵は腱の部分を使っていることが多いですよね?
たまにお肉の部位が紛れていることもありますが・・・
また、筋肉は筋組織、腱は結合組織となり組織てきにも一応は別物となりますが、筋肉と腱の移行部で繋がっております。停止部が近づいたところからだんだん細くなりヒモのようになって付くといったイメージとなります。


B.腱鞘

腱の周りで滑膜包が細長くなっており、パイプのように包んでいる部分を腱鞘といいます。

刀の鞘のようになっており、繰り返しの動きによる腱同士が直接擦れたりするのをガードする役割があります。

 

4.靭帯について

靭帯は、関節において骨と骨とを結合したり、関節を包む関節包の一部となって関節の動きを制限し、関節のズレを抑える働きを持つ結合組織(主にコラーゲン)でできております。

全身のあちらこちらにあり、若干の弾力性を持ち関節の動きに合わせて多少伸び縮みしますが、無理してしまうと弾力性を失なうこともあります。

 

5.筋肉痛について

A.筋肉痛のメカニズム

筋肉痛とは、運動や刺激などにより、筋繊維のうちの何本かが、潰れてしまったり、切れてしまった状態となります。

それにより、血液循環の悪化し、疲労物質や発痛物質でもある乳酸の排出が阻害され、蓄積することで痛みやダルさが生じてきます。


B.筋肉痛と筋肉の強化

筋繊維の傷ついた部位が、修復される過程において、ヒトの持つ自然治癒力によって、筋繊維が太くなるように修復されます。

つまり、傷つき、修復するといった過程を繰り返すことによって、筋肉を鍛えることができるのです。

その為、運動による筋肉痛は、悪いことばかりではありません。

痛みやダルさを伴ったりするので、酷い筋肉痛を避ける為のメニュー作りとかも大切となります。
さらに、筋肉を鍛える上では、そういった筋繊維の修復をするための休息もかなり大切ですね。


C.揉み返し

マッサージなどによる揉み返しも筋肉痛の1つであり、基本的には心配はありません。

運動による筋繊維を、酷使して傷ついたわけではない為に、鍛えられるわけではありません。

原因
・過剰な刺激による施術
・筋肉の繊維に対して切るような手技
・マッサージなどの刺激に対する慣れ

これらの原因により起こります。

なお、揉み返しは、筋肉痛同様数日すると治ります。

 

ここまで第2段として、[筋肉について]色々と書いて参りましたが、これらのことをちょっとした雑学として頭の片隅にでもおいといて頂けると幸いです。

次回は、第3段として、血管やリンパのことについて書いていきたいと思います。

 

身体の基本知識1

ヒトの体には、骨、筋肉、軟部組織&皮膚、血管や神経などにより構成されています。

これから4回に分けて、身体についての基本的なことを書いていきたいと思います。

もくじ
第1段
骨格のこと
第2段
筋肉のこと
第3段
血管やリンパのこと
第4段
神経のこと


今回は、第1段として、骨や関節などの骨格について書いて参ります。

 

1.骨と軟骨

A.骨

ヒトの骨の数は、大小様々ですが約200とも言われています。

体の中心部にあり、体を支えるといった役割や重要な部位を保護するといった役割があります。


B.軟骨

まずはじめに、
軟骨は、骨と字がありますがいわゆる骨とは別の組織となります。
その軟骨にも、種類がいくつもあります。

例えば
関節の間にあるクッションの役割をしている軟骨、耳たぶのように形の形成をしている軟骨など

全身のあちこちに存在します。

 

2.関節

骨と骨との間にあり、空洞もしくは繋ぎ目であり、多くの主要な関節の空洞には液体状の潤滑で満たされています。

関節には、筋肉が跨がっており、その筋肉の収縮や弛緩によって関節を動かすことができるのです。
そして、各関節がズレないように補強する役割として靭帯があります。

筋肉の伸縮及び関節の曲げ伸ばしの指令は脳や脊髄から神経を介して伝えられます。


A.関節の種類

形のちがいによって様々な種類があります。

例としては、珠状、臼状、鞍状などのような構造的にも違いがあり、その構造によって一方向にしか動かない関節や多方向へと動く関節もあります。
多方向に動く関節の例としては、肩関節や親指の関節などがありいろんな方向へ動きます。

各関節が適切な運動をするために体のあちこちに適切な種類の関節が存在しております。

また、それぞれの学者や我々のような医学を学んだいわば専門家の中でも意見が割れる解剖学(構造上)では動かないとされている関節でも、実際にはズレたりもするので動くんじゃないか?とそれぞれの意見が異なるようなものもあります。

 

3.骨格

骨、関節、筋肉や靭帯により、大まかなヒトの形を構成しており、それらのには理想的な形をとることでより物理的な負荷を減らすことができるのです。


A.理想的な骨格

人間の体は、物理的にはかなり負荷が掛かる二足歩行をしております。

その中でも負荷を軽減するために、背骨、骨盤、股関節、膝関節、足首、土踏まずといった部位が、負担を軽減できるような構造となっております。

a.負荷と衝撃
・負荷は、体重などの重さと運動などによって生じるものとなります。
・衝撃は、運動やアクシデントなどによって体にかかる負担となります。
・体にはこれら負荷や衝撃をささえたり、逃がしたり、吸収したりしながらバランスをとっております。

b.逃がす(軽減させる)
背骨は、横から見たときにS字状(首と腰が前方へ凸)、土踏まずには、アーチ状の湾曲があります。
この湾曲がしっかりとあることにより、負荷や衝撃を逃がす役割があります。

c.吸収
背骨、股関節、膝関節には、関節の間に軟骨があり、クッションの役割として負荷や衝撃を吸収する役割があります。

d.支持
すべての骨格や関節が体を支える役割がありますが、その中でも骨盤とくに仙腸関節や足首の関節による負荷などを支えるといった役割は重要となります。

 

3.歪み

理想的な骨格が歪むことにより、骨格のみならず様々な症状が生じてきます。

この歪みとは、骨の異常ではなく、主に各関節のズレによるものとなります。

A.歪みの原因

聞き手や利き足というような左右差、筋肉の質や量などのバランス、仕事や日常での姿勢、癖、生まれ持った体格や体質などの遺伝的な要因などがあり、これらの原因によって理想的な骨格や姿勢が崩れることによって歪んでしまいます。

その原因は十人十色となりますし、一つの原因の方もいればいくつかの原因が重なることで歪んできたりとヒトそれぞれです。


B.歪みと症状

様々な原因で体の歪みが出てきますが、歪みの程度にはヒトそれぞれとなります。

症状として現れるのには、歪みによって筋肉の緊張が強くなってしまったり、血液やリンパの流れが悪くなってしまったり、神経や血管が圧迫されてしまったりといったことで様々な症状として現れてきます。

ただし、筋肉の質や量など個人差もあるように、症状が現れるかや程度にもかなりの個人差があります。

つまり、理想的な骨格や姿勢は、理想ではありますが、歪み=不健康とは結びつかないのです。
むしろ、教科書通りの身体の方というのは滅多にいませんし、アスリートのように鍛えている方々でも大なり小なりは歪みはあります。
逆に鍛えているぶん種目によっては顕著に歪みが出ているかもしれませんね!
それでもあれだけのパフォーマンスが可能となるのです。

そこで大事なことは、歪みの有無ではなく、歪みから出ていると思われる症状の有無、症状を出さないようにする予防としてのケアとなり、症状がなければあまり気にしすぎないことだと思います。


C.歪みの矯正

症状がある場合やその予防、美容的目的で、ご自信でもできるケアと我々のような資格を持つ施術者による骨格の矯正とがあります。

今後のブログにて歪みの矯正についてはより詳しく書いていきたいと思いますのでお楽しみにしていて下さい。(笑)

 

ここまで第1段として、[骨格について]色々と書いて参りましたが、ちょっとした雑学として覚えていていただければ幸いです。

次回は、第2段として、筋肉についてをいろいろ書いていきたいと思います。



HAPPY NEW YEAR!…2019

明けまして

おめでとうございます。

2019年も無事に迎えることができましたね!

皆さんは、どんな年越しを過ごされましたか?

紅白やガキ使などのテレビ番組を見て過ごした?

アーティストのLIVEやカウントダウンイベントで盛り上がりながら過ごした?

神社やお寺で除夜の鐘や初詣をしながら厳かに過ごした?

などなど

年越しの過ごし方や誰と過ごしたかは人それぞれでしょう・・・?

まあ、中にはいつも通り仕事していたよっ!という方々もたくさんおられたんでしょうね?

誰も興味はないかと思いますが、

私はといいますと

紅白やガキ使などの地上波はあまり興味がないですし、いつも見ているインターネット番組の虎ノ門ニュースとニュース女子が年越し番組を放送するということでそちらを見て過ごしました。

さてさて、お正月番組はどんなやつがありますかね?

アメブロにて2018年に書いてきたブログのご紹介です・・・今年もお世話になりました

2018年ももう終わりですね!

今年はあちらこちらで平成最後が使われてきましたね?

まあ、来年は天皇陛下の御譲位もあり、元号が変わるため平成も終わりですから平成最後の年というのも間違えない事実ですよね

そこで今回は、

今年もたくさんの方々にお世話になった気持ちを込めつつ、2018年に書いてきたブログをご紹介していきたいと思います。

・HAPPY NEW YEAR!…2018

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12340843070.html

鍼灸と医療健康保険

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12344650508.html

鍼灸の適応疾患や症状と効果

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12348645214.html

・按摩マッサージ指圧と医療健康保険

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12352483693.html

・按摩マッサージ指圧の適応疾患や症状と効果

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12354344749.html

・平昌冬季五輪とパラリンピック鍼灸マッサージ

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12356422426.html

・施術処の選び方1…施術処の種類と特徴

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12372628768.html

・施術処の選び方2…優良な施術処の選び方

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12374651409.html

・施術処の選び方3…セクハラ施術にご注意下さい 前編

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12376392436.html

・施術処の選び方4…セクハラ施術にご注意下さい 後編

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12378108649.html

・施術処の選び方5…怪しげな療法にご注意下さい

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12379963197.html

・(禁)骨折や脱臼、捻挫におけるマッサージ1…骨折編

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12383422435.html

・(禁)骨折や脱臼、捻挫におけるマッサージ2…脱臼編

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12390010543.html

・(禁)骨折や脱臼、捻挫におけるマッサージ3…捻挫編

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12391431039.html

・(禁)骨折や脱臼、捻挫におけるマッサージ4…番外編

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12394568123.html

・めざせっ!甲子園2018

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12395720517.html

・外国人による健康保険の使われ方と社会保障費の増加

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12397540656.html

・ご存じですか?充血とうっ血の違いを・・・

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12402860177.html?#_=_

・各症状に対するマッサージとリラクゼーションとしてのマッサージ

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12417387469.html

・これまで書いてきたブログのご紹介1…2基礎知識や雑学編

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12428517834.html

・これまで書いてきたブログのご紹介2…各疾患や症状編

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12428526255.html

・これまで書いてきたブログのご紹介3…健康や美容、スポーツやアスリート編

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12428531586.html

ここまで今年書いてきたブログをご紹介致しましたが、来年も引続き自分なりのペースでブログ更新に勤しんでいきたいと思っております。

来年も当ブログを宜しく御願い致します。

アメブロにてこれまで書いてきたブログのご紹介1・・・基礎知識や雑学編

2015年の1月から4年間に渡り、アメブロにて

[鍼灸マッサージ師として皆さんに伝えたいこと]

をテーマに

鍼灸やマッサージに関すること

・医学や健康に関すること

・美容のこと

・スポーツやアスリートに向けたこと

などを中心に200タイトル近くの記事を書いて参りました。

そこで

今回は、過去4年間に書いてきたブログを3つのカテゴリーに分け、3回のブログでご紹介していきたいと思います。

3つのカテゴリーには、

・基礎知識や雑学編

・各疾患や症状編

・健康や美容に関すること、スポーツやアスリートに関すること編

となります。

尚、今回からはお薦めの記事や2016年以降の記事にはそのブログのURLも貼っておりますので直接その記事を読んでいただけるようにしてみました。

URLの貼っていない記事につきましては、申し訳ありませんが

[ブログ一覧]

をクリックしていただき気になるタイトルをお探しください。

まず今回のブログでは、カテゴリー別の第一段となる基礎知識や雑学に分類したブログのご紹介となります。

ここでは、

鍼灸やマッサージに関する基礎知識や雑学

その他の施術に関する基礎知識や雑学

その他医学的な基礎知識や雑学

医療や施術などに関わる法律についての基礎知識や雑学

などを、

これまで書いてきたブログの中でまとめてみました。

2015年

東洋医学について

http://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-11974838582.html

鍼灸について①

歴史やその他

http://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-11974843686.html

鍼灸について②

鍼の手技とお灸

http://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-11975230193.html

鍼灸について③

鍼灸の適応疾患

http://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-11975460387.html

・按摩・マッサージ・指圧について

http://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-11975506044.html

・身体について①

骨格について

http://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-11976027578.html

・身体について②

筋肉について

http://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-11976462463.html

・身体について③

血管、リンパについて

http://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-11976855945.html

・身体について④

神経系について

http://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-11977262638.html

・医療費、保険料の不正な請求による社会保障費の圧迫について

http://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-11978916244.html

整骨院について

http://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-11979106314.html

整骨院について・・・続き

http://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-11979242275.html

・睡眠について

http://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-11979705419.html

・湿布 温熱療法 アイシングについて

http://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-11980656917.html

・痩せるツボってあるの?

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12020465983.html

・よい施術者の選び方

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12021999731.html

・更に進む高齢化と鍼灸マッサージ

視覚障害鍼灸マッサージ

・国家資格と民間資格とマッサージ

・サポーター&テーピングの活用

・会社内でもマッサージとか受けてみたくないですか?

http://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12057019499.html

・アロマとオイルマッサージ

・足つぼ、リフレ、耳つぼってなぁに?

・頭部における鍼灸マッサージの重要性

・顔における鍼灸マッサージの重要性

・腹部における鍼灸マッサージの重要性

・臀部(尻)における鍼灸マッサージの重要性

・肩甲骨周辺&デコルテの鍼灸マッサージの重要性

・手の症状と鍼灸マッサージ

・あなたの靴スリ減っていませんか?(理想的な歩き方)

・交通事故後の保険と鍼灸マッサージの重要性

2016年

・健康保険の不正請求と増え続ける医療費の圧迫

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12176065458.html

整骨院接骨院の不正と増え続ける医療費の圧迫

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12178845491.html

・日本の医療と問題点

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12185371877.html

・お知らせ

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12205368026.html

鍼灸マッサージ師がお勧めする治療院のご紹介

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12209855134.html

2017年

・漫画やアニメの中にある東洋医学的な考え方…陰陽説と五行説

http://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12237986274.html

・漫画やアニメの中にある東洋医学的な考え方…経絡経穴と気

http://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12242005758.html

・こんな記事を見つけました

http://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12280424659.html

・医療系学校の創設規制と既得権益について

http://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12284493434.html

・日本ブログ村なるものを始めてみました

http://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12284804604.html

・お灸について1…お灸の基礎知識&雑学編

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12332825976.html

・お灸について2…お灸の適応疾患や症状編

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12334721647.html

・お灸について2…お灸の実践編

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12336293110.html

2018年

鍼灸と医療健康保険

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12344650508.html

鍼灸の適応疾患や症状と効果

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12348645214.html

・按摩マッサージ指圧と医療健康保険

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12352483693.html

・按摩マッサージ指圧の適応疾患や症状と効果

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12354344749.html

・施術処の選び方1…施術処の種類と特徴

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12372628768.html

・施術処の選び方2…優良な施術処の選び方

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12374651409.html

・施術処の選び方3…セクハラ施術にご注意下さい 前編

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12376392436.html

・施術処の選び方4…セクハラ施術にご注意下さい 後編

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12378108649.html

・施術処の選び方5…怪しげな療法にご注意下さい

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12379963197.html

・外国人による健康保険の使われ方と社会保障費の増加

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12397540656.html

・各症状に対するマッサージとリラクゼーションとしてのマッサージ

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12417387469.html

今回は、過去に書いてきたブログの中から基礎知識や雑学に当てはまるものを選んでみました。

次回は、各疾患や症状のカテゴリーに分類できるものをご紹介させていただきます。

アメブロにてこれまで書いてきたブログのご紹介3・・・健康や美容、スポーツやアスリート編

2015年の1月から4年間に渡り、アメブロにて

[鍼灸マッサージ師として皆さんに伝えたいこと]

をテーマに

鍼灸やマッサージに関すること

・医学や健康に関すること

・美容のこ、スポーツやアスリートに向けたこと

などを中心に200タイトル近くの記事を書いて参りました。

そこで

今回は、過去4年間に書いてきたブログを3つのカテゴリーに分け、3回のブログでご紹介していきたいと思います。

3つのカテゴリーには、

・基礎知識や雑学編

・各疾患や症状編

・健康や美容に関すること、スポーツやアスリートに関すること編

となります。

尚、今回からはお薦めの記事や2016年以降の記事にはそのブログのURLも貼っておりますので直接その記事を読んでいただけるようにしてみました。

URLの貼っていない記事につきましては、申し訳ありませんが

[ブログ一覧]

をクリックしていただき気になるタイトルをお探しください。

前々回のブログでは基礎知識や雑学のカテゴリーに当てはまる記事を

前回のブログでは、各疾患や症状のカテゴリーに当てはまる記事をご紹介させていただきました。

そして今回のブログでは、カテゴリ別の第三段となる健康や美容、スポーツやアスリートに分類したブログのご紹介となります。

ここでは、

健康に関すること

美容に関すること

スポーツ関連

アスリートや関係者へ向けたこと

などをこれまで書いてきたブログの中でまとめてみました。

2015年

・アスリートに対するケアの大切さ

http://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-11979276367.html

・筋トレについて

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-11987504967.html

・筋トレについて・・・続き

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-11987504967.html

・気候、気圧、気温の変化による疾患にたいする鍼灸マッサージ

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-11998993175.html

・ゴルファーにおける飛距離アップとスコアアップ、身体のケア

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12017513104.html

・美しい姿勢と健康&美容

・綺麗な姿勢、健康な姿勢

・骨盤矯正、骨盤ダイエット

・10代の子に対する鍼灸マッサージ&ケア・・・スポーツ少年少女編

・10代の子に対する鍼灸マッサージ&ケア・・・一般生徒、文株編

・ストレッチはいかが?

・カラオケと健康

・みなさん鏡見ていますか?

・自宅でできる健康チェック(体重計など)

・お酒と健康と鍼灸マッサージ

・音楽と健康

・お風呂と健康

2016年

・マラソンなどのランナーについて

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12122844854.html

・マラソンなどのランナーに多いケガと症状

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12122932325.html

・ランナーに対する鍼灸マッサージ

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12122934225.html

アンチエイジングと美容における鍼灸マッサージ

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12162365943.html

・スポーツにおけるウォーミングアップ&クールダウンの大切さ

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12192053613.html

2017年

・めざせっ!甲子園2017

http://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12288435205.html

・沢村投手(巨人)の故障と鍼施術

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12314158877.html

・沢村投手(巨人)の故障と鍼灸マッサージ…続き

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12327278937.html

2018年

・平昌冬季五輪とパラリンピック鍼灸マッサージ

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12356422426.html

・めざせっ!甲子園2018

https://ameblo.jp/yokosuka69yk/entry-12395720517.html

ここまで3回に分け、4年間に渡り書いてきたブログをカテゴリー別にご紹介させていただきました。

いくつかのブログには、似たようなタイトルや内容のものもあるかと思います。

しかし、その時々の想いや表現が微妙に異なったり、それぞれの記事にそれぞれの伝えたいポイントがありますので是非読んでいただけたらと思います。

気になるタイトルがございましたら各URLやブログ一覧よりお越しください。